上画像は新千歳空港


北海道の古墳

  北海道の古墳巡りについては下表のとおり本州と時代区分が違っていますので擦文時代以前の古墳と墳墓群

    や縄文・弥生遺跡群を掲載していますのでご了承下さい



➍キウス周堤墓群   千歳市中央2777ほか 訪日  2022年(令和4年)6月30日

     縄文時代後期(約3200年前)の北海道独特な集団墓、地面に円い大きな竪穴を掘り周囲に土手をつくり

 一基から数十基の墓を設けたもので「周堤墓」とよばれています(詳細は下の資料掲載)

 千歳近郊の車窓からの牧場風景


❸北斗遺跡      釧路市北斗 探訪日  2022年(令和4年)6月29日

       旧石器時代~擦文時代に至る時代の重複遺跡で釧路湿原を望む地にあります


❷北海道式古墳(柏木東古墳)

  北海道恵庭市柏木東

  探訪日 2013年7月2日

  円墳

  現地を確認できなかったので

      恵庭市郷土資料館を

  見学しました

  続縄文文化時代のあと東北地方の古墳文化の影響を受け変容・成立した文化を「擦文文化」と北海道でいわれています。この文化の初期に注目される遺構での古墳が江別市や恵庭市道央部で発見されてお「北海道式古墳」とよばれています。

律令政治とのかかわりがあった人が被葬者ではと推測されます。古墳は東北地方末期古墳と同型で8~9世紀の小刀・玉・須恵器等の出土品も似ているとのことです。

加えて「和同開珎」も出土しているとのことです

ガリンパ遺跡・恵庭市郷土資料館パンフレット

寄り道散策

 道の駅 サーモンパ-ク千歳


❶江別古墳群  探訪日2013年7月1日

 北海道江別市元江

 築造  7~8世紀

 円墳  規模 3~10m

 

   左画像が古墳の現場かは不明です(画像の二本の支柱は①江別市旧豊平河畔遺跡で続縄文時代の住居跡 ②江別チャンで1500年~1800年のアイヌ文化期の集会所跡)

日本最北端にあり1931年に小学校教諭の後藤寿一氏により発見、7~9世紀の間に築かれた円墳と言われ21基が確認されているとのこと

東北地方に分布する古墳時代末期古墳と似た構造でこの古墳から出土

した遺物の須恵器・刀子等は本州からもたらされたものと推測される。8~9世紀の北海道と律令支配の及んだ地域との交流を知るうえでの貴重な古墳だといわれている。

  寄り道散策

  恵庭市郷土資料館 恵庭開拓記念公園